高校軽音部の学内ライブを輝かせるためには〜機材編〜
高校の軽音部のライブはみなさんどちらでやってるんでしょう?
近くのライブハウスを借りたり、教室で爆音を鳴らして無理やりライブをしたり、はたまた学校内の視聴覚室や体育館を使ったり。
形は様々ですよね。
自分たちでPAや照明をやるところ、業者を呼んでやってもらうところなどなど。
ただ機材が充実していなくて、ライブをやってはいるものの、普段の練習と環境があまり変わらないといった所もありますよね。
なので今回はまず音響の右左も分からないといった方に向けて説明します。言うならば基礎編です。
①今ある機材を最大限活用する
ライブはもうすぐだけど機材を買う時間もお金もない!といった状況にある方に。
まずは音量調整に重点を置いてみましょう。
まず自分たちのバンドで1番聞かせたい音、パートはどれですか?
ポップス系の歌モノバンドならばボーカルをお客さんに聞かせたいですよね。もしくは、ジェント系でギターをハッキリと聞かせたいこともあります。
このように自分たちのやっているジャンルや音楽性に合わせてまず伝えたい音を基準に全体の音作りをしていきます。
ここではライブ機材が揃っていない軽音部ということで話をしていますので、ギター、ベース、ドラムはマイキングしないこととします。
そういう時はまずドラムの音に合わせて周りの音量を決めます。ギター、ベース、キーボードはドラムが聞こえる程度の音量に抑える。その上で1番伝えたいパートの音量を決めましょう。
これだけで音量バランスはバッチリです。
機材は揃っているのにライブの音響がぐちゃぐちゃで、なんの音がなっているのか分からない!なんていうのはよくあること。
ギターの音量が大きすぎたり、歌モノのライブなのにボーカルが聞こえないなんてよくあります。
そういった時はバンドの音量バランスが悪いことが原因なんです。
次に、楽器の位置を考え直してみる。
ドラムは固定の位置に置いてあるとして
まずはギターアンプ。
ギターアンプはコンボ、キャビネットの2種類が多いと思いますが、コンボの場合はアンプを思い切って机の上に載せちゃいましょう。
こうすることで、自分のギターの音が聞こえやすくなります。
また、ギターアンプの目の前に立ってしまうと逆に音が聞こえづらいので、ある程度離れた位置で弾きましょう。
次にベースアンプ。
これもまた同じで位置が低い時は思い切って高くしてしまいましょう。